FukiIkeda

ソハの地下水道のFukiIkedaのレビュー・感想・評価

ソハの地下水道(2011年製作の映画)
4.6
私欲の為にゲトーから収容される寸前のユダヤ人を匿うポーランド人ソハ。自分が体感して変容した信念は何よりも強い。そしてこの映画に出てくる人全て、被害者なんだと。今、こうして、信じられないと感じる差別や虐殺も、仕方なく感じてしまうようになるのが集団、圧力、戦争。歴史は繰り返す可能性があることを忘れてはならない。そんな人間の弱さにつけこんだ落とし穴は、今のこの日本には明日にでもできる可能性があるんじゃないかな、、、。
根っからの善人がヒーローになるわけじゃないからこそのリアル。
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