女優の作品情報・感想・評価

『女優』に投稿された感想・評価

Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1940年代映画:メロドラマ:東宝:日本映画傑作全集〗
1947年製作で、松井須磨子と島村抱月の恋愛事件を題材にしたメロドラマらしい⁉️
森繁久彌映画初出演の作品でした。

2024年715本目

島村抱月を、小山内薫と築地小劇場を開設した土方与志が新劇運動の苦衷を知り尽くしたかの様な淡々とした演技は見事だったが、衣笠貞之助監督は、松井須磨子の生涯を被らせて山田五十鈴の演技力を更に磨きをかける…

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山田五十鈴がどんどん変わっていくのがほんとにさすがだと思う。こうでなければ確かにタイトル負けする。
松井須磨子役の山田五十鈴が素晴らしい❗に尽きる。
養成所をクビになりそうな田舎娘の頃から、大女優になってからまでもを、見事に演じ分けている。
ヘアメイクや衣裳の力だけでは、ここまでできないと思う。
日本映画専門チャンネル
2017/02
溝口健二と競作だったらしいが、
溝口にはとても無理な素材。意外にきめ細かく、
当時の新劇会描かれている。劇中劇の山田五十鈴も見事。
クライマックスの死の決断の過程も納得いく。

松井須磨子という天才女優の描写がとにかく凄い。不倫を美化せず、悪と切り捨てず、ただひたすら淡々と描くのだから。これこそ巨匠、名女優にふさわしい大仕事。自分の主義主張を押し付けるのではなく、解釈の自由…

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田舎娘から看板女優にのしあがっていく山田五十鈴の演技は見事だったが、松井須磨子にあまり興味を持てなかった。
akrutm

akrutmの感想・評価

3.8

明治から大正にかけて新劇女優として活躍した松井須磨子の半生を、新劇運動の先駆けの一人である島村抱月との恋愛を中心に描いた、衣笠貞之助監督の伝記映画。本作の4ヶ月前には、同じテーマを扱った溝口健二監督…

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TokyoEiga

TokyoEigaの感想・評価

3.6
東宝作品

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