アレックス・ガーランドの原作小説はタイを我が物顔で楽園として消費するヒッピー共、バックパッカーブームへの痛烈な皮肉をじっくり説明してるんだけど、映画はかなり陳腐な雰囲気映画で主題も不明瞭。
背景の説明がないので何も知らない人が見たらただのパニック映画に。
原作読んだ？て聞きたくなるけど、タイの事理解してない人が”楽園で起こる悲劇”を撮りたいだけで撮ったんだろな。
西洋世界側からのやりたい放題植民地支配系観光客に対するメッセージはあんまりないのでもったいない、誰か作り直してほしい。90年代をちゃんと生きてないので知らないけどこんなチープな感じだったの？
若いプリオを見たいだけの人にはok
