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ザ・ビーチのnodoubtのレビュー・感想・評価

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)
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※記録用です。

刺激を求めてタイ・バンコクへやって来たレオナルド・ディカプリオ演じるアメリカ人バックパッカーのリチャードはそこで知り合ったダフィから渡された“秘密の楽園”の地図を元にその島へとたどり着く。
そこには国籍も違う数十名による小さなコミュニティーが存在した…。

超メガヒットムービー『タイタニック』の次作となるレオナルド・ディカプリオと、『トレインスポッティング』のヒットを受けてハリウッド進出したダニー・ボイル監督のコンビによる話題作だったが、おもいっきりコケてしまい、ダニー・ボイルがイギリスへ帰ってしまったという悲しい作品。

その昔、映画館で海パン一丁のレオナルド・ディカプリオが一心不乱に正拳突きをしている予告編を観て「あぁ、これ絶対ヒットしねぇな」って思った記憶があります。笑

その“楽園”には美しい砂浜とレジャー(釣りにビーチバレーにゲームボーイ笑)とセックスとハッパがあって、みんな楽しそうに暮らしているんですが、楽園というにはどうも物足りない。

主人公のレオはお調子者でズルいだけの、全く好感も共感も持てないダメアメリカ人だし、途中から壊れだして武器を持たないプチ・ランボーへと変貌を遂げていくんだけどもその崩壊ぶりもなんか中途半端。
コミュニティーの女ボス役のティルダ・スウィントンもカリスマ性ゼロでいかにも印象が薄い。
逆に強烈な印象を残しているのが、こっちは完全にイッちゃってるダフィ役のロバート・カーライル。
でも早々退場してしまうし。
最後ハッピーエンド的な終わり方も何だかなぁ…。
でも面白くないわけでもないんだよなぁ…。
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