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私の優しくない先輩の電池のレビュー・感想・評価

私の優しくない先輩(2010年製作の映画)
2.0
TSUTAYAが潰れて閉店セールで売れ残っていたので買った。作品の作りは京アニ作品の実写化みたいな趣き。真面目に感想を書けば、今で言う「推し」みたいなもの、好きな対象を過度に崇め奉るコミュニケーションしか取れないことはリアルな対人関係のなかでは違うはずなんだってことを描いた作品だと思う。偶像化した彼じゃなくて、本当の彼と接したら、そこから出てきた言葉は「とんでもなくつまんない」ものかもしれない、そしてそれは自分にも返ってくる、自分がいかに俯瞰の立場をとって「とんでもなくつまんない」言葉しか発していないか、汚くてクサい汗も暑苦しくて見苦しい気持ちだってホンモノのはずだから。ただ、こんな感想を書くほどの面白さはなく、期待を大きく下回る作品だった。映画の感じも悪くないのだけど、面白みがないとしか言いようがない。

東浩紀(友情出演)←どこ!?。エンディングの川島海荷アレンジの「MajiでKoiする5秒前」はマジで最高のシーン。ここが1番好き。
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