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こほろぎ嬢の映画情報・感想・評価・動画配信
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『こほろぎ嬢』の
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動画配信は2024年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次
こほろぎ嬢が配信されているサービス一覧
こほろぎ嬢が配信されていないサービス一覧
こほろぎ嬢の評価・感想・レビュー
こほろぎ嬢が配信されているサービス一覧
『こほろぎ嬢』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
こほろぎ嬢が配信されていないサービス一覧
『こほろぎ嬢』に投稿された感想・評価
Baadの感想・評価
2022/01/28 17:30
4.3
尾崎翠が断筆直前に書いた三編の短編をもとに構成された映像作品。尾崎翠の出身地、鳥取県の支援で全編鳥取ロケで撮影されており、昭和の初めの風景や風俗が丁寧に再現されている。
作品紹介の欄にあたかもこの映画が恋愛ものであるかのような解説がなされているが、小野町子の幸田当八氏へのそれに始まる、ままならない片恋の連鎖は作品の世界を発展させる一つのきっかけに過ぎず、それぞれの想いが交錯することもなく全て一方通行なので、厳密には恋愛映画とは言えない。むしろ、片思いをモチーフにいくつかの並立する世界観を語った作品と言えるかもしれない。
非常に斬新な作風の映画で、『歩行』をモチーフにした部分などは狂言を思わせる演出がなされていて大変面白く見ることが出来た。
吉行和子による松井夫人の演技が素晴らしく、夫人を挟んで義理の兄弟となる動物学者の松井氏と自筆詩集しか著書を持たぬ売れない詩人の土田久作氏が対等に張り合っているのが何ともおかしかった。松井氏の実験室で久作が豚の目から見た世界について語る場面は特に秀逸でみごたえがあった。
もともとが、かなり映像的な原作であるうえにきちんと読み込んだ上で脚本がおこしてあるようで、原作の世界が大変上手に映画化されていると思います。尾崎翠の作品がお好きな方には一見の価値あり。
ただ、私的には、冒頭の砂丘の場面でのこほろぎ嬢の衣装、地下室アントンのセット、しゃうぷ氏とまっくろうど嬢をきちんと映像化している部分等に違和感があったので、このスコアとなりました。
大変モダンな雰囲気の作品でしたが、根底に仏教的な世界観が流れていて、それが、フロイト流の「分裂心理学」と違和感なく併存していることがよくわかり、とても面白い映画体験を持つことが出来ました。
(京都シネマ)
(片思いから宇宙まで 2010/8/5記)
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mingoの感想・評価
2022/06/24 02:05
-
浜野監督作シネロマンで最近2本観たけど劇映画気負いすぎてなのか、世界観の再現は凄いんだけどシンプルにおもんなかった…
脚本山崎邦紀さんトークメモ
96年のTIFF、日本の女性監督で田中絹代の6本が一番多い。その当時浜野監督はすでにピンク映画で300本以上発表されていた。そこで劇映画に進出しようとなって第七を提案。映画からは花田清輝、大島弓子的なものを感じた。
#mingo2022
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おもちの感想・評価
2023/06/08 10:41
-
授業で歩行のとこだけ見た
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