原作を読んでないから、読んでから観ると違った感想を持つのかもしれないけど、私的には太宰作一のポップな小説感出ててとても好きだった。
結核だし劇中で何人か死ぬけど、必要以上の悲壮感はないし、この人たち…
結核を患っていて、早く死にたい、なんて思っていたら、終戦を迎え、俄然、生きる気力がわいてきた主人公が療養所に入所、そこで出会った患者仲間と個性的な看護婦さんたちとの間で生まれる友情と愛情が淡々と描か…
>>続きを読む【イマイチ】
見ていて、終戦直後の話だとはどうも思えませんでした。
まず、染谷将太がいかにも健康的で、喀血をしそうには全然見えないのです。ミスキャストじゃないですか。あの頃の日本人はもっとガリガ…
“太宰を4冊以上読んだけど、自分自身はボジティブ” な人の多くがフェイバリット作に挙げる『パンドラの匣』を、勝手に映画化すること自体、考えもの。
役者全員コレジャナイのは言うまでもない。
※ 何…
結核療養所で健康のための暮らしぶりが描かれる。「新しい男」として生きているけど、素直になれない性格や思ってないことばかり女の子に伝えていたりと全然新しい男像ではなかった。
太宰治は文章で魅せる人、…
「やっとるか」「やっとるよ」
「がんばれよ」「よーしきた」
健康道場(結核療養所)で使われているこの言葉、あだ名で呼び合う文化、とても心地よく感じました。そして、やまやまよ~♪やまやまよ~♪の…