いたみ

パンドラの匣のいたみのレビュー・感想・評価

パンドラの匣(2009年製作の映画)
5.0
原作があるものについて、原作が大変に読みたくなったらそれは素晴らしい映画だと思う。

本筋とは異なるが、私の「宗教観」と一致する部分が多かった。
本名を忘れそのコミュニティ内のみでの名前を得ること、一見無意味な身体運動を行うことで一体感を得ること、独自の掛け声で結束を固めること。あの場所はほとんど私の想像する宗教施設であった。

冨永監督がやる、突然壊れたみたいにズレる撮り方が好きである。今回も面白いシーンがあって良かった。
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