パンドラの匣のJumblesoulのレビュー・感想・評価

太宰治が病苦で自殺した読者の若者の日記をモチーフにして執筆した作品が原作。
短編の世界観を崩さずに90分の映画にするのはやはり難しいものだという事を、再確認してしまう映画になった。
歌手＆芥川賞作家の素人役者である、川上未映子を起用したキャスティングがさっぱり意味が分からない。それに比べると、仲里依紗が実に上手い芝居を見せてくれたのが救い。