1945年、結核を患い、学校にも行けなかった利助、20歳。
〜自分の生きていることが人に迷惑をかける。僕は余計者だ。そう思うほど辛いことはない。自分の身体を痛めつけてやろうとお百姓さんの真似をして…
掛け声みたいな会話が印象的だった。
みんな元気いいから病院にいるって忘れてた。結核は治らないもんな....
結局、竹さんはひばりのこと弄んでて つくしを選んだってこと??
ひばりはそばに居てく…
太宰治原作は暗いという超浅いイメージで観始めたものの、終戦やら結核療養所やらの暗くなりがちな要素からは、想像できないほどのポップさで観やすかった。
あの診療所の謎動作やルールとかがシュールで楽しい…
「パンドラの匣」・・難しい映画だ。
当時の肺結核は、不治の病。入院患者が「正信偈」を唱えている。
しかし、死が隣り合わせの生活が続く中で、なんともいえない軽快さがある。みな、一生懸命生きているよう…