仲里依紗が観てみたくて鑑賞。
文学小説に書かれたセリフを俳優たちに言わせてみると、こうなるのかって感じの奇妙な世界が繰り広げられていた。
ラストの蔓のくだりだけが、すっと自分の中に入ってきた。
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明るい太宰作品。登場人物のキャラクターと映画のテンポ・音楽で表現するリズム感が心地いい
仲里依紗のマア坊が本当に可愛かった
まだ19歳の彼女にあるふくよかさとパッチリおめめ、笑うと光る金歯、ぜんぶ…
とにかく染谷が好き、という思い。
仲里依紗のまぁ坊と染谷の淡い関係性にニコニコ。
【サナトリウム】美しい言葉の響きの意味が【結核療養所】という当時の療養者にとって儚さや苦しさ、希望を見出したい思いが…
このレビューはネタバレを含みます
1945年、結核を患い、学校にも行けなかった利助、20歳。
〜自分の生きていることが人に迷惑をかける。僕は余計者だ。そう思うほど辛いことはない。自分の身体を痛めつけてやろうとお百姓さんの真似をして…
全体的な雰囲気が「明るい太宰作品」にあってた。
原作の言葉の美しさや太宰のシュールギャグも大切にしてくれてて原作好きとしては嬉しかった。
以下は原作で好きなマァ坊の描写。
小さく首肯いて、顔を…
原作読んでない。割によかった、突飛キャスティングの川上未映子がすごい馴染んでたな、とっかかりが多かったんですよ、ハイバジェット限定、冨永×孔子it a.k.a ナルヨシ)コンビ(ちなみにロー・バジェ…
>>続きを読む原作があるものについて、原作が大変に読みたくなったらそれは素晴らしい映画だと思う。
本筋とは異なるが、私の「宗教観」と一致する部分が多かった。
本名を忘れそのコミュニティ内のみでの名前を得ること、…