sonozy

エステサロン/ヴィーナス・ビューティのsonozyのレビュー・感想・評価

4.0
クリスマスが近づく冬。ピンクとブルーのネオン、オレンジの室内、ピンクの制服の「Vénus beauté」というエステサロンで働く女性たちの物語。

オーナーのナディーヌ(ビュル・オジエ)のもと働いているのは3人。
主人公のベテランのアンジェル(ナタリー・バイ)と、若いマリー(オドレイ・トトゥ)、サマンサ(マティルド・セニエ)。

アンジェルは40歳の独身。8歳の頃両親を亡くしていたり、ジャックという男との関係をかなりこじらせたらしい過去があり、今はまともに付き合う相手を探さず、退勤後に街で男をナンパしたりしている。
マリーは、常連客の父親のような年齢の男(昨年妻を亡くしている)に好意を寄せられている。
サマンサはナディーヌを独裁者で金の事しか考えてないと嫌っている。

オープニングで、アンジェルが3日間一緒に過ごした男とカフェでやり取りしてキレるシーン。近くの席でその彼女の姿を見て一目惚れしたというアントワーヌ(サミュエル・ル・ビアン)という男につきまとわれるアンジェル。
彼には20歳の婚約相手がいるが、アンジェルに強く惹かれてしまいどうしようもないと告げるのだ。
二人の関係は?・・

脇役ですが、20代前半のオドレイ・トトゥ、やはり目を引きますね〜。それに、あんなお父さん世代の男と・・・
アンジェルにマッサージを受けるシーンのアントワーヌのフィアンセ(エレーヌ・フィリエール)も魅力的。

日焼けマシンを利用しに来る客(クレール・ヌブー)が全裸で店内歩いたり、トレンチコート脱いだら全裸だったりで最高。笑

なんだか妙に惹かれる作品でした。
sonozy

sonozy