へちまびと

ブロウのへちまびとのレビュー・感想・評価

ブロウ(2001年製作の映画)
3.6
実在の麻薬王の話。

前半の学生ノリでブローカーとして名を上げるところは単純なサクセスストーリーのようにも見えるのだが、後半に行くに従って麻薬がどういうものなのか、ジワジワ影を落としてくる。

ラストは絶望的に突き放される感じだが、これこそ薬物売買に手をつけた代償なんだろうなぁ……と納得感はある。

役者はみんないい。心に引っ掻き傷を残す作品だ。