pauh

ブロウのpauhのネタバレレビュー・内容・結末

ブロウ(2001年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

なんか前半特にスコセッシっぽいなぁと思いましたが、ある意味楽しめてテンポもよく面白かったです。
グッドフェローズのヘンリーにも売買していた可能性があるという事で、レイ・リオッタが出てたりとちょこちょこ繋がりも感じワクワクしました。
ただ何が大切かわかっているお父さんだったのにどんどん主人公は懲りずに後戻り出来なくなる所まで行ってしまって、ただそんな主人公を見捨てずに最後までずっと父として愛していたのも素敵でした。
一度それで稼いでしまったからそれ以外の稼ぎ方がわからないんだろうなぁとは思いつつも、娘からすれば裏切りでしか無く嫌われてしまうのも理解出来ました。
誰よりも娘が一番可哀想で、母はヤク中になり父は密売で捕まりどんどん生活が崩れ果てには父は出てこられなくなりと、主人公の悲しみもわかるものの自業自得にも思え、ひたすら娘が可哀想でした。
スピード感あり飽きずに楽しめる、悪い事はするもんじゃないと思える作品でした!
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