平安時代を舞台に平清盛に仕える盛遠は人妻である袈裟に恋焦がれ暴走していく戯曲を基にした映画
当時のカラーとしてあまりに色彩豊かで当時のパルム・ドールをとったのも納得の名作だった
羅生門と全く違う演技…
演出4
演技4
脚本3
撮影4
音楽5
技術5
好み4
インスピレーション3
アカデミー賞で衣裳デザイン賞を受賞した、色彩豊かな着物、屋内の調度品、直垂(ひたたれ)等があでやかで楽しい。冒頭から逃…
本作のストーリーは、はっきり言って、三流とまでは言わないが、二流である。その意味では、本作の音楽を担当している芥川也寸志の父親、龍之介が1918年に書いた短編『袈裟と盛遠』の方が、心理主義的解釈で…
>>続きを読むまさかサスペンススリラー的なヤバイ展開だとは…。でも後味は切なさが圧倒的。
袈裟がとった選択は本当に複雑。でも板挟みの状況で理不尽と向き合うとああなってしまうのかもしれない。
渡の最後のセリフなんか…
この作品の美点は美しいイーストマン・カラーと京マチ子。
皆さんおっしゃるようにお話は大したことない。
長谷川一夫の急激なストーカー化にも驚くが一応?源平盛衰記に記されているとあるから恐ろしい。
この…
カンヌのグランプリにアカデミー賞の衣装デザイン賞&名誉賞(外国語映画賞)を受賞。菊池寛の原作。
主人公が人妻に横恋慕するとゆー何のことはないストーリーで、現代の感覚からすると・・何故にこの状況…
野暮ながら令和の感覚で何が一念発起やねんとラストで思わなくもないが、色彩と美術を観ておいて良かった。
腹式発声のため、役者の発話で着物の帯が上下するのが、味わいだった。袈裟のくねくねした所作とどっち…
©KADOKAWA1953