プププ

惑星ソラリスのプププのネタバレレビュー・内容・結末

惑星ソラリス(1972年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

退屈みたいなことをちょっと聞いてたけど、初めの川の流れのショットからもう掴まれましたー。

ストーカーでもそうだったんだけど、この映画だとソラリスの海とか、家の中で降る雨とか、意志を持った自然の怖さと美しさみたいなの最高。タルコフスキーそういうの撮るのうますぎ

ストーリー的には、主人公に割とイラつきながら見てました。主人公が人間的に動いてるのはわかるんだけど、コピーされた妻とかお母さんとかは主人公の主観から見た一種の理想というか、自分の思ったように動いて行く虚像でしかないからそれに縋ってたのがイラついた。だから、最後しっかり妻がその惰性を心配して自分から居なくなったのは自分的にすごく良かった。まあ、ソラリスの島で主人公ごとコピーされちゃってまたその理想郷みたいなのが作られちゃうんだけど。
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