諸星だりあ

長屋紳士録の諸星だりあのレビュー・感想・評価

長屋紳士録(1947年製作の映画)
4.1
小津監督の帰国後一作目。
長屋に迷い込んできた少年とおばさん達の
交流の物語。

ハートウォーミングな話かと思いきや、
ラストに残酷なカットでガツンと落とされて
終わる、これは昭和22年の現実である。

「あたしゃ悲しくて泣いてるんじゃないんだよ、
坊やがさぞ嬉しかろうと思ってさ」
諸星だりあ

諸星だりあ