'73年製作。
実話に基づいたフランク・セルピコという人物がモデル。
警察組織腐敗に立ち向かう正義の警官をアル・パチーノが演じる。
彼にとって犯罪とは獲物そしてその獲物を追う目…
地位、名誉は憧れではあるが人間には欲がある。しかしそんなものはどうでも良い。
ただ正義に生きる。
正義とは何か?正義を全うする難しさ、貫く辛さ。
彼はただ正直に悪い奴を裁きたいだけ。
結局彼には失うものが多かったが何も残らなかった訳ではない。
悪は悪、善は善。
正義をとおせば悪人扱いされる矛盾。
人間の罠は必ずそこにある。
しかし最後に正義は必ず報われる。
今、正義に生きたフランク・セルピコという名を脳にインプットするのです。