Nao

セルピコのNaoのレビュー・感想・評価

セルピコ(1973年製作の映画)
3.8
正義って何かを考えさせられた。
本来警察って正義の分類なんだろうけれど、その正義を利用して悪事も正当化する。
セルピコの思いだったり、葛藤していたことは極々普通のことなんだ。
悪いことを悪いと言って何が悪いのか。
ただ警察がやることに問題があったし、当時の治安や政治、情勢など、様々な問題もあったに違いないのは見て取れる。
現代も決して良いとは言えないと思うけれど、フランク・セルピコが存在したことが、治安維持や改善のきっかけを作ったのかもしれないと思うと、功績として称えたい作品だった。
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