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ヤング・ゼネレーションのcookieのネタバレレビュー・内容・結末

ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

オリンピック観戦の合間に短めの作品を探していて見つけた、コミカルなスポーツ系青春映画(101分⏰)
邦題が“ジェ”ではなく“ゼ”ネレーションになっているところが時代を感じさせるw

主人公デイヴの憧れはイタリアの自転車選手🇮🇹
チンザノ(イタリアのお酒🍾)のトラックのシーンがいい!🚚🚴💨

ストイックな練習で腕を上げ、イタリアかぶれになるくらい入れ込むところは彼の長所に思えるけれど、父親は否定的。息子を見守る母親の気持ち、私にもわかるな〜✨

舞台である学園都市ブルーミントンに集まるエリート大学生たちは、かつてこの地を支えた地元の石切り工やその家族のことを、見下すようにこう呼んでいる。「CUTTERS(=原住民)」

出自の違いや劣等感、焦りを味わいながらもニートから抜け出せない地元の幼なじみ4人組が「チーム・カッターズ」として自転車レースに出場し、大学生と決着をつけることになるのだが...🚴

どこかで見覚えのある4人をあとで調べてみると、
✔デイヴは「炎のランナー」のアメリカ選手🇺🇸
✔マイクは「僕のワンダフル・ライフ」のイーサン🐶
✔シリルは「ホーム・アローン」の泥棒🏡
✔ムーチャーは「シャッター・アイランド」の精神病患者🏥(⬅その風貌からか私の苦手分野の出演作品が多い)

思春期の悶々とした感じの前半から一転、レースが始まるとこちらまで高揚してくる🔥そして手に汗握るクライマックス!💫
わが家は熱い応援ムード一色に📣(二人だけですけどw)

「Little 500」はインディアナ大学内で実際に毎年行われているレースだそうだ🚲
トラックを200周って、順位が分からなくなりそうなのにどうやって数えているんだろう❓という素朴な疑問が🤔

デイヴがロードレースで落胆してから、父親との距離が近くなる感じも良く、親世代の心情も表れていた👍
ラストは🚗ではなく🚴‍♂️で登場したパパ。どアップのあんぐり顔が最高!🤣

【notes】
●アリアの歌(イタリア語)で愛の告白💞
●中古車販売店「CUTTER」🚙(悪質商法w)
●飼い猫「フェリーニ」🐈‍⬛
●ムーチャーにあの言葉は禁句❌
●原題の「Breaking Away」は、一気にペースを上げて相手との距離を空け、突き放すレースの戦法。今の状況から「抜け出す」意味も。
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