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ヤング・ゼネレーションのTJのレビュー・感想・評価

ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)
3.5
最近ロードバイクを買いまして。かんかん照りの日に風を切る心地よさがたまらんです。映画を見る時間も削って漕ぎまくってたら、紹介された作品。

自転車に賭ける青春。石工の町で育った4人は大人になるにつれ、輝かしい外の世界を知り、町から出られない自分たちの将来を見る。

太腿が熱く重く、限界を超えてペダルを漕ぐ。ただ前を向き自転車に乗る間だけ、何もかも忘れられる。

自転車をセッティングする真剣な眼差しは、さながら石工だった父のよう。思春期の挫折と挑戦、ちょいちょい挟んでくる親父のボケっぷりもええあんばいw

敵は他の誰でもなく、うだつのあがらない自分なんですよね。
負けたくない、見失いたくないという気持ちひとつで、いつもの街並みも変わって見える。カッターズ(原住民)の爽やかな逆襲が心地よい作品でした♪
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