古い作品の典型。
今だと、開始１秒から核心を見せる程のテンポだけど、さすがにイベント発生までの間延び感はすごい。
ただ、じっくりと人間を写しつつ、いざ事故が起きてからの急な転換はとても良かった。
人間描写は凄まじくて、泣いてしまうところが幾つもあった。観終わってから考えると、冒頭からのパーティー場面なんかは、要らないものでもなかった気がする。
登場人物達を細かく描いてるから、とても大事なんだと分かる。だからこそ、どの人物にも感情移入ができた。嫌いな人がいない。
また観直すけど、それでも現時点でいい作品だった。
記録。
