パニック映画の名作。
小学生高学年頃初見です。
とても印象に残った作品。
逆さまになってるセットがすごかったなぁとかはありましたが、群衆のパニック状況についてあんまり覚えてません。
人間ドラマの部分には、心動かされました。
転覆した客船内から、老若男女10人が1人の牧師(ジーン・ハックマン)に導かれ、船底を目指す。
果たしてそれが正解かどうかわからないのに。
キャラクター造形が良くて、なぜこの人がこういう行動をとるのか、説得力ありましたね。
例えば、キャーキャー喚いているおばちゃんが、特技を生かしてグループを救う。
足手まといと思ってた人が活躍するシーン、じわりました。
後のリメイク作品は、人間ドラマが弱かったので、がっかり。
パニック映画だからこそ、人間ドラマの部分が重要ということを再認識しました。
ちなみに、『ポセイドンアドベンチャー2』は意外におもしろかったです。
二番煎じでなく、違う観点からポセイドンアドベンチャーが描かれてました。