大都市に起きたある殺人事件を追う刑事たちを描く、オールニューヨークロケのセミドキュメンタリー(ドキュメンタリータッチ)映画。
水浴びをする子供たちや、新聞を読み殺人事件を茶化す大人たち。そそり立つビルや街並み。ニューヨークの街そのものが多く描かれている印象。
公開当時は(ロケ、実録風な感じが)斬新に感じられたのではないかな。
中盤ちょっとダレるけど、最後の追っかけはスリリングだ。
最近、ジュールス・ダッシン監督の映画を何本か見てるけど、みんな面白い。
余談
ニューヨークロケを多く取り入れて評判になったミュージカル映画「踊る大紐育」(ジーン・ケリー&スタンリー・ドーネン監督)は「裸の町」の次の年(49年)に公開。