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裸の町のにへーのレビュー・感想・評価

裸の町(1948年製作の映画)
3.8
大都市に起きたある殺人事件を追う刑事たちを描く、オールニューヨークロケのセミドキュメンタリー(ドキュメンタリータッチ)映画。

水浴びをする子供たちや、新聞を読み殺人事件を茶化す大人たち。そそり立つビルや街並み。ニューヨークの街そのものが多く描かれている印象。

公開当時は(ロケ、実録風な感じが)斬新に感じられたのではないかな。

中盤ちょっとダレるけど、最後の追っかけはスリリングだ。

最近、ジュールス・ダッシン監督の映画を何本か見てるけど、みんな面白い。


余談
ニューヨークロケを多く取り入れて評判になったミュージカル映画「踊る大紐育」(ジーン・ケリー&スタンリー・ドーネン監督)は「裸の町」の次の年(49年)に公開。
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