作品全体を通して美学を追求する。気持ち悪さが気持ち良い。気持ち良さが気持ち悪い。
作品の大半が同じキャストと同じ場所で展開されるが、ストーリーのテンポが良かったのですんなりと、飽きずに観ることが…
序盤は変態性のカリカチュアのような趣しか感じられなかったけど、後半にかけては完全にドラッグのメタファーでリアリズムの彫刻同様の生々しさがあった。依存というものに対するオブセッションをここまで痛覚に働…
>>続きを読む触覚のみで女体を型どった彫像を作る全盲の男が好みの身体を持つヌードモデルの女を拉致監禁する話。
偏執的に作り上げた女体芸術が圧巻のそれ。目の壁、唇の壁、鼻の壁、耳の壁、腕の壁、足の壁、胸の壁、それぞ…
ひいいいいいいいい!!! 何たる変態世界! すばらしい!!! 最高!!! 増村保造作品鑑賞第5弾! 序盤めっちゃ笑える! 緑魔子演じる主人公の島アキは、アート写真家のためにヌードモデルしてて、ある日…
>>続きを読む触覚と視覚、芸術と猥褻、肉体と物質、苦痛と快楽、抑圧と解放、フェティシズムとエロティシズム、サディズムとマゾヒズム、そして生と死。相反する要素が綯い交ぜになり、これぞ芸術、これぞ映画としか呼べない境…
>>続きを読む触覚のフェティシズムの骨頂のような作品。
現代の目線で見る緑魔子は絵に描かれた美女飛び出してきた様な非現実的なビジュアル。
小道具のチープさは気になるけれど、緑魔子が盲目のマッサージ師の罠にかかり、…
私は売れないモデル。個展で私の像を撫でまわす変な男。ある夜、疲れてマッサージを呼んだら…。
いつもの調子で早いのなんの。
50年前の前衛的(?)なアトリエ。ドントブリーズさながらの追いかけっこ。…