このレビューはネタバレを含みます
気になっていたけどやっと観ました
も~60年代のアイメイク可愛いよね、普段から私もあれしたいな、不敵な笑みにドキドキしちゃう
目や鼻の部屋
悦楽共犯者、ブラインドマッサージ、按摩の女などを思い出しながら
"手で触って鑑賞する芸術がない"たしかに
視覚ばかりが優位に立っているがそうなのか?それを映画という視覚芸術で行うのはなんとも皮肉な感じはしますが
闇に溶け込むその妖しさ、陰翳礼讃だね
日本独特の仄暗さが好きだよ
展示室もモダンで可愛いし
"生身の女の代わりに彫刻の女"
人間を対象にする表現って少なからず所有欲あるよねとは思っている
芸術か"きちがいの寝言"か
酒を飲まない、他人と関係をもたない、その幼さ 成熟しなさ
閉じ込められているのは男も母もだね
限定的な関係として閉じてしまうこと
なんでもしてあげたから一つぐらい頼みを聞いてっていう母の言い分‼︎ 見返り嫌すぎるがこう言われることってあるよねと 子どもは全て枷だから!!
となると、多くの人に裸を見せるってすごくオープンなことだと思う、写真家の人が女の自立みたいなことを言ってたという旨があったけど、身体の在り方の選択ができるって自由だよ
ほんとに愛してるなら手放しなさいね
クラゲやヒトデなどの下等動物、触れるというのは根源的なもの?
刺激を求めすぎると死ぬけど、危うさに接近することをやめられない
美しい彫刻を壊したくないが、欠けた腕というのはサモトラケのニケのようでもあり、不完全さが芸術なら…
と思ったら脚も切るのか
外に連れてってくれる存在だったのに、閉じてしまうのかという しかし死の甘美さよ
"外に出ても暗い死だった"みたいなのあるけど、皆最初からもうどうしようもない選択ばかりしているね
あの部屋を美術スタッフが作ったと考えると、すごいね