レビュ彦

盲獣のレビュ彦のレビュー・感想・評価

盲獣(1969年製作の映画)
4.5
極限の大密室で繰り広げられる、欲の限界100%突破、即ち死。
視覚から得る情報がない、触覚だけの世界になったら確かに痛み=この上ない気持ち良さに成り得るのかも知れない。

0%から100%までの描かれ方がシンプルながら圧倒的な説得力をもっていて、こんな映画を船越英二と緑魔子が演じ切ってるのヤバすぎるこの時代。江戸川乱歩の世界観まるでそのままこりゃ嬉しいだろうなぁ乱歩も。


増村保造全部観たい。日本が誇る大巨匠。


2.35:1
レビュ彦

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