走れゎナンバー

盲獣の走れゎナンバーのネタバレレビュー・内容・結末

盲獣(1969年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

盲目の彫刻家の男とその母親が、ヌードモデル(?)の女を、目・口・鼻・耳等のオブジェクトが無数に飾ってある奇妙な部屋に監禁する。最初は抵抗し、脱出を図ろうとするが、だんだんと二人の間に恋愛感情が生まれる。息子を自分のものにしたい母は、女に脱出の手助けをするが、やがて見つかり、喧嘩の最中に死んでしまう。ここからがトンデモな展開。やがて二人は過激に愛し合うようになり、互いに傷つけあうことを望み出す。女は男に自らの腕を切り落とすことを懇願する。その後男が自らを刺し、心中。

母と以外に食事をしたことがないという男に色々と教える女。
とにかく監禁部屋の美術が凄い。気持ち悪さが脳にへばりつく。

ルイス・ブニュエル『エル』
スコリモフスキ『早春』
と並べて、勝手に三大DT映画として記憶。
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