コロナになってしまった…
幸いにも、すぐ熱は下がったが、しばらく出社できないので映画を見たいと思います。
久々の邦画鑑賞!
原作が江戸川乱歩、監督が増村保造が作り上げる独特の世界観。
見る人によってはアートなのか、変態映画なのか分かれるところではありますが、私の中では、かなり変態映画ですね笑
ヌードモデルである「アキ」の写真展で、自身の石膏彫刻を舐めるように愛撫する男がいた。
その男は、盲目の芸術家であり、「道夫」と言う名前だった。
道夫曰く、盲に残されたものは「匂い」、「音」、「味」そんなものはくだらないもので、残りの触感こそが最高の作品を作り出せると思い、アキを母親と共に自身のアトリエに拉致監禁してしまう。
アキはそのアトリエから逃げ出そうとするのだが…
・アトリエには目、鼻、口、腕、脚、乳房の彫刻が壁一面に飾られおり、気色悪いアトリエとなっております。
・登場人物は3人しかおらず、場面もアトリエ、炊事場しか出てこないのだが、引き込まれるのは流石としか言いようがない。
・「僕を殴ってもいい、蹴ってもいい、奴隷のように扱っていい、でも、触らせてくれ」という台詞は流石に笑うわ。
・アトリエで追いかけっこするシーンは盲目の人の動きでは無いんよな笑
ジョン・ウィックのドニー・イェンといい勝負しそう笑
・盲目の演技と気持ち悪い演技が本当に素晴らしい。
船越英二じゃないと成り立たない演技力に脱帽。
・後半からまさかのSMプレイ笑
しかも、中々エグいシーンもあり。