フランソワは写真家で、女優のキャロルと付き合い始める。
キャロルは人妻で、夫はアメリカにいたが、ある夜、突然帰ってきたので、ばれないようにアパートから逃げ出す。
惨めな想いに嫌気が差し、キャロルから…
2008年の作品ですが全編モノクロームのフランス映画で、ポストヌーヴェルヴァーグといわれているそうです。
私はあまりしっくり来ませんでした。
あくまで主観ですが、キャロルはガレルと恋に落ちるまでが…
愛しながらも女性二人と自らを救えなかったフランソワ。彼の、全身で愛を受けとめる術をまだ知らぬ幼さと距離感が台詞や細かな造作の数々で実に見事に炙り出されていて思わず唸ったよ。時に情感豊かに盛り上げる…
>>続きを読む[原題"夜明けの最前線"より断然良い] 60点
最新作『The Salt of Tears』が"何十年も前の焼き直しみたいな映画"と呼ばれていたが、実際に観たことあるフィリップ・ガレルの作品は『現…
女優の顔が撮りたい。どうしても女優の顔に寄っていっちゃう。と思いきや男のアップも多い。結局役者の表情に依存するのってどうなのよとは思った。それ以外はいい感じ。
あとカメラがグニョーンてパンして鏡を映…
このレビューはネタバレを含みます
フランス的恋愛と怪談。
カメラマンのフランソワと女優のキャロルは恋に堕ちるが破局、そしてキャロルは精神を壊して死んでしまう。フランソワは新たな恋人エヴに妊娠を告げられ動揺するも受け入れるが、キャロル…
「無意識は絶対的に正直だ」かぁ、本当にその通りだ。タイミングもあったのは否めないけど、この二人は何だか身勝手な気がしたよ。恋愛の一つの形としては認めるけど、なんともなー、な悲恋。美しさは感じなかった…
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