Grace

愛の残像のGraceのレビュー・感想・評価

愛の残像(2008年製作の映画)
3.5
フランスのパリを舞台に、写真家と人妻の激しく切ない悲恋な愛をモノクロ映像で綴る恋愛ドラマ。

写真家フランソワ役を演じたルイ・ガレルの演技も良かったけど、ルイ・ガレルよりフランソワを愛する人妻で女優キャロル役を演じたローラ・スメットの方が、男に恋焦がれ怨念渦巻く狂気じみた女の執念さがある演技が素晴らしかった。
モノクロ映像にしたことで男女の愛ゆえの狂気が非常に伝わってきた感じがしました。ロマンチックな恋愛とは正反対の恐怖感ある夢と現実が交差する激しい狂気な切ない恋愛映画でした。
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