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エリック・ザ・バイキング/バルハラへの航海のtakのレビュー・感想・評価

3.1
英国コメディ集団モンティパイソンの一員、テリー・ジョーンズ監督による冒険ファンタジー。監督自身も妙な国王役で出演しており、笑わせてくれる。

争いの世"神々の黄昏"。バイキングのエリックは仲間と共に各地で暴れまくり、略奪を繰り返していた。ある村で女性を殺してしまったエリックは生き方に疑問を抱き、預言者のもとを訪れる。平和がもたらされないと人類は滅亡すると聞かされたエリックは、神を呼び覚ますために神殿バルハラへ向かう。

北海のドラゴンなどちょっとチープだが温かみのある特撮、エリックの父親役ミッキー・ルーニーの好助演。他の映画では味わえない独特のユーモアがある。一般受けする笑いとは違うし、ハリウッド大作のようなアドベンチャーでもないから、観る人を選ぶ作品かも。この後、90年代に入って主演級の人気が出るティム・ロビンスも若々しい。

出番は少ないけれど奴隷頭として怪演をみせるのが関根勤。無茶苦茶な日本語の台詞で鞭を振り回すシーンは圧巻ですっ😆
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