りゃきち

硝子のジェネレーション/香港少年激闘団のりゃきちのレビュー・感想・評価

5.0
『レイジング ファイア』を観てからニコ病発動。

どうしてもニコのデビュー作『硝子のジェネレーション』が観たくて、
配信で探すが見つからず。
仕方がないので、
十数年ぶりにビデオで観た。
捨てずに取っておいて良かった。

好きな作品だから覚えているはずなのに、
ところどころしか覚えてなくて
まるで初見のように楽しめた。

ビデオなので画像が荒いが、
そこがまた新鮮だったりする。

ニコは触れると火傷しそうなほど熱を持ってるのに、
その反面崩れてしまいそうな脆さと繊細さも持っていてる。
その両極端な雰囲気に魅了される。

当時では当たり前だったタバコを吸うシーン。
今見ると驚くほど喫煙シーンがある。
喫煙シーンがまた格好良き!!!
zippoで火をつける仕草がおしゃれ♡
超格好つけてるのに、
ニコがやると様になる。

不良が裏社会で生きていく覚悟を決める過程が描かれてる本作品。
最後ニコがタトゥーをいれる時の瞳。
忘れられない。
彼にセリフはいらない。
目だけで伝わる!
裏社会で生きていく覚悟が伝わってきて涙。

当時ニュージェネレーションと呼ばれていた
阿森(サム リー)・彦祖(ダニエル ウー)も出演。
『美少年の恋』や『メイド イン ホンコン』など
色々思い出す。
古き良き香港映画色々観たい。
りゃきち

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