ダオ

鳥のダオのレビュー・感想・評価

(1963年製作の映画)
4.2
1963年にアメリカでつくられたアルフレッド・ヒッチコック監督作品。突如として凶暴化した鳥の大群に襲われる人々の恐怖を描いた元祖パニックスリラー。ダフネ・デュ・モーリアの短編小説を元に推理小説作家のエバン・ハンターが脚色したもの。

子供の頃に見たきりでした。当時はわけわからなかった覚えが。ずいぶんと長い間『烏』だと思ってたし。今回はプレミアムシネマさんが放送するってことでその意図を探るべく見てみましたが、やっぱりわけわからん! 

なんか『ミスト』みたいでした。まぁでも『愛』なんでしょう? 不自然なまでにどこもかしこも人間関係ギクシャクしてて。最後やっと「ああいう感じ」でお母さまと仲良くなって朝陽が昇る? ベタじゃん! カモメ(白)とカラス(黒)が同等に居るってのも象徴的。

まぁ我々への教訓としては『ミスト』と『鳥』のあいだっこにあるリアルってとこでしょうか。ウイルスは何度でも襲ってくるんだぜ。だから分断してる場合じゃないんだがな。まぁでもご本尊さまとしては分断させとかないと戦争できないからね。「お国のために鉄砲を持たないとは非国民メェ!」ってなるよ。

なんか毎日同じようなこと言ってるわ。
ダオ

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