吉良吉影

鳥の吉良吉影のネタバレレビュー・内容・結末

(1963年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

やっと1位2位を争うであろう有名な作品を鑑賞。正直序盤はどってことのない恋愛系の話で退屈だったが、中盤から鳥が襲いかかってくるシーンは目を見張った。

『ジョーズ』や『アナコンダ』のようなアニマルパニック映画は、その動物自体が人に恐れられやすい存在なので、恐怖としての描写が描きやすいはずである。一方で鳥は世間一般では可愛いイメージがあるにも関わらず、一気に印象が変わるほどのパニック映画に仕上がっていることが驚き。確かにカラスは気性が荒いとは思っていたが、、。

鳥が襲ってくる理由は「愛の鳥」絡みだと思っていたが、明言されなかった。謎が1番の恐ろしさでもあることが理解できた。

それにしても、途中の鳥おばさんが癇に障った。
吉良吉影

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