マツモトタクシー

二人が喋ってる。のマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

二人が喋ってる。(1997年製作の映画)
3.8
ずっと見たいと思いつつ忘れていた作品
御本人達は残念ながら解散してしまった



「ジョゼと虎と魚たち」「引っ越し大名」等の犬童一心 脚本、監督長編1作目


若手女性お笑い芸人「トゥナイト」のなるみは相方のしずかに誘われて芸能界へと入る
しかし恋愛を自由に出来ないことに嫌気がさした、なるみは漫才を辞めたいと思い始める。。
そして、ついにその決心を固めるとしずかに自分の思いをぶつけるのだった。。






以下ネタバレ


漫才コンビを結成するまでと、してからを時間軸を前後しながら進行
周りは吉本の先輩達が固める

サイドストーリーとして後に病気で亡くなる「ベーブルース」の河本さんをイケイケ時代の石田靖さんが演じ相方の高山さんは御自身が演じている

実在したコンビで「ダウンタウン」を追いかける「圭修」と「ベーブルース」という感じだったが若くして河本さんが他界

最近は高山さんと圭修だった和泉修さんがコンビを組んで「ケツカッチン」として活動している時の流れを感じる。。


最後はセーラー服でミュージカル調になってED🎵

実名で演じている「トゥナイト」のなるみとしずか
映画では、なるみが漫才を辞めたがり、しずかが説得する展開だが現実は惜しまれながらしずかが海外に移住して引退し解散
なるみ姉さんはピンとして関西の番組にコメンテーター等で活躍中
関東の方はナイナイの岡村さんと一緒の「なるみ・岡村の過ぎるTV」で知ったという人も多いのかも📺




女性漫才師
42年生まれ陸の孤島、和歌山育ちのマツタクは子供の頃夕方、学校から帰ってTVを付けると○○寄席がやっていたり夜になると花王名人劇場がやっていたりした🎙️

その当時は内海佳子・好江師匠や海原やすよ・ともこの祖母、海原お浜・小浜師匠位から記憶にある
弟子の海原千里・万理(上沼恵美子さんとお姉さん)海原さおり・しおり
3人組だがフラワーショーやかしまし娘
今いくよ・くるよ、若井こずえ・みどり(みどり師匠はこの作品に母親役で出演)
春やすこ・けいこ、おきゃんぴー、ハイヒール、非常階段、ピンクの電話など。。

マツタクの中では何となく非常階段の後にトゥナイトが出て来たイメージでその後暫くはにんきのある女性コンビはいなくて松竹のオセロが人気になっていった記憶


マツタクの朧気な記憶の中に「メンバメイコボルスミ11」というコンビがいる
今でいうと「ヨネダ2000」の衝撃を既に昭和でやっていた。。😁