Jeffrey

デビルズ・ゾーンのJeffreyのレビュー・感想・評価

デビルズ・ゾーン(1978年製作の映画)
3.5
「デビルズ・ゾーン」

冒頭、呑気な若者たちの楽しい旅行。静かな田舎町、一軒家で起こるポルターガイスト現象、博物館、マネキン、車の故障、蝋の生贄、ナイフ、監禁。今、得体の知れたないパワーと殺人鬼に怯える青春謳歌連中が地獄を見る…本作はデイヴィッド・シュモーラーが1978年に監督したホラー映画で、チャック・コナーズの素晴らしい芝居がとピノ・ドナッジョのスコアは驚く程、見所、聞き所で緊張と雰囲気の両方の面で映画を水準までレベルを上げている。


さて、物語はドライブ中の若者集団が行き着いた荒れ果てた蝋人形館で、弄ばれるかのように次から次えと不気味で不幸な出来事が起こる。そして、不気味なマスクをつけた男に殺されていく…と簡単に説明するとこんな感じで、ホラー映画の金字塔「悪魔のいけにえ」以降の大量生産ホラー映画の1つとされている。若者が山へ行って殺されたり、盗撮されてる様なカメラワークで描写したり当時はかなり流行った。女性の顔が石膏マスクに変わり、男が飛んでくるパイプに刺され、くたばったり、頭蓋骨の後ろにナイフが飛んだり風変わりな演出が多くある。

たまーに観たくなるお気に入りのホラーである。
Jeffrey

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