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キューティ・ブロンドのますのレビュー・感想・評価

キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)
3.7
日曜夜にぴったりなハッピームービー。西海岸出身のファッション大好き恋愛脳系ハデハデブロンド女子・エルが、愛しの彼を追いかけてハーバード法学部に入学し己の道を切り開いていく。

初っ端からギャルギャルギャル〜!ピンク!キラキラ!なんの意味があるんだそのファー付きのペン〜!という感じで、日本で90〜00年代に流行ったギャル文化の源泉をたくさん浴びることができる。楽しい。

ストーリーは、エルちゃんがハーバードのインテリ連中に西海岸金髪アホ女〜と失笑されながらも、なんぼのもんじゃい!とテンポよく無双していく痛快ストーリー。
テンポ重視なのでパワー展開なところが多々あるが、テンポがいいので、ま、ええか!となる。(しかし後半パートをもうちょい上手にやってくれたらスクールオブロックくらいの爽快感があったように思う。)


※以下少しネタバレ


通底して「女の役割に囚われるな/役割に押し込めてくる男を跳ね除けろ」というテーマがあるため一歩間違えると女性と男性の対立構造になりそうなところを、ちゃんとバランスをとって最終「自分の可能性を信じろ!」という決着にしてるのもよかった。

個人的にはヴィヴィアンとの友情の芽生えに大変キュンとした。優等生女とギャルの組み合わせってやっぱりいいよな…。
ます

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