このレビューはネタバレを含みます
幾らでも深読みできちゃうね、コレ。
破天荒でデタラメな菊次郎の不器用な愛情表現にヤられました。
上手い!と感じたのは古いバス停で野宿しなければならなくなった時に「俺と同じじゃねぇか...」って呟いた…
テントの入り口に頭ぶつける、なぜか2本買うと高くなるとうもろこしという小ボケ。
デブのおじちゃんが川に潜ってる顔とか新興宗教の教祖を想起させるし、優しいおじちゃんも今見ると自転車で日本一周中に捕まっ…
夏休み始まったとき、もう一回観たい
武の描く夏が大好き。もう全部いらないからこれをしたい、詰まりすぎ。きらきらしたものが
海を2人で歩くんだよ、正男はちっちゃくて、菊次郎のシャツは風で揺れてて、砂浜…
久々に見たが、特に前半はキレッキレの映画的でありながら確実に笑点を射てくる展開が目白押し。
何度見ても笑わせられてしまう。
言ってしまえばロードムービー×シチュエーションコントといったような構成だ…
北野作品連続でみてきて、やっとキタノブルーや無表情なシーン、無音シーンなどの静の部分と激しいシーンの動の部分の理解が深まってきました!
今作はソナチネみたいな海辺の遊びシーンがあるけど、はるかにこっ…