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山河遥かなりのotomのレビュー・感想・評価

山河遥かなり(1947年製作の映画)
5.0
号泣。この手のにホント弱い。詩的な邦題は嫌いじゃないけど、原題の意味から山河遥かなり風。この内容にしてジムと名付けられる少年って事で逆に『太陽の帝国』を感じる。GIモンティが少年の青く大きな瞳にほだされ、言葉を忘れた少年がその優しさに心を開く過程あってこそのラストって事でどこまでもイケメン。生々しい瓦礫の山を舞台にフレッド・ジンネマンのすれ違いの組み立てが上手過ぎて最後までドキドキしっぱなしだった。素晴らしい。
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