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博士の愛した数式のkassyのネタバレレビュー・内容・結末

博士の愛した数式(2005年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

記憶を80分しか維持出来ない数学博士と若い家政婦母子の心の交流を描いたヒューマン・ドラマ。第1回本屋大賞に選ばれた小川洋子による同名小説を基に、小泉監督自身が脚色。
新学期。生徒たちから“ルート”と呼ばれている若い数学教師は、最初の授業で何故自分にルートというあだ名がついたのか語り始めた。それは、彼がまだ10歳の頃――。彼の母親は、女手ひとつで彼を育てながら、家政婦として働いていた。ある日、彼女は交通事故で記憶が80分しか保てなくなった元大学の数学博士の家に雇われる。80分で記憶の消えてしまう博士にとって、彼女は常に初対面の家政婦だった。しかし、数学談義を通してのコミュニケーションは、彼女にとっても驚きと発見の連続。やがて、博士の提案で家政婦の息子も博士の家を訪れるようになる。頭のてっぺんが平らだったことから、ルートと名付けられた息子は、すぐに博士と打ち解けた。途中、解雇されることがあるも、誤解がとけ、そして、心の交流をしながらも、切なさを感じれる感じがとても好きです。ルートが数学の道へといくのも嬉しいです。
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