新人の数学教師
初めての授業
「ノートはとらなくていいよ」と話し出す、幼い頃の話。
なぜ数学を目指したのか。
家政婦をしていた母と
その“勤め先”のご主人
・・・交通事故から
「記憶が80分しかもたない」数学博士のこと
大抵の家政婦さんと
大抵の10歳には
まずついていけないだろう、整数やら約数、階乗やら友愛数の話・・・
なにしろ博士には、1時間20分前の記憶がない。
博士のポケットには、いつも紙と鉛筆が入ってる。
上着のあちこちに、安全ピンでとめたメモ。
博士にとっては、毎日が
事故の翌日。
母は毎朝
玄関先で靴のサイズを尋ねられ
“実に潔い整数”の話を聞く。
観てるそばから「もう一回観たい」と思わせる映画も珍しい。
観たいのか
あの“授業”を受けたいのか・・・
どっちもかな(笑)
数学の“最初の授業”に
この映画みせたら
数字アレルギーにも効くかもしれないね?
もっとも現場の先生は、その後
やりにくいでしょうけれど^_^