西鶴一代女に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 3ページ目

「西鶴一代女」に投稿された感想・評価

AI

AIの感想・評価

4.2

井原西鶴の原作。カメラの長回しと田中絹代の熱演が見どころ。とことん不幸な女の一生。身分の低い男と恋仲になったところから歯車が狂い始める。自分の意志を貫こうが、流れに身を任せようがうまくいかない。正直…

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resion

resionの感想・評価

4.2

・溝口健二監督作品は初鑑賞。
・周りに流されるままに生きてると碌なことにならない。なぜなら周りはみんな自分勝手だから...。
・贅沢に使い捨てされる三船敏郎。
・扇屋の夫が偶然殺されなければハッピー…

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イガワ

イガワの感想・評価

5.0
溝口健二という、映画の最高峰と同じ日本人であること。それだけで自分は幸せだと感じる。
これでもか!と不幸を畳み掛け続ける140分間。
映像も良かったけど、何より音楽が凄い。
この時代にここまで女性の人生について意識を持って深掘りしている映画監督なんてそうそう居ないんじゃなかろうか。

 名脚本家依田義賢(よだよしたか)によって、西鶴の『好色一代女』は、フランスの現実主義作家モーパッサンの作品『女の一生』ばりに塗り替えられて、語られる。映画の出だしでは、まずは、京都島原の遊郭の太夫…

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leyla

leylaの感想・評価

4.1

井原西鶴『好色一代女』をベースにした溝口健二監督作品。モノクロです。

封建的な時代、男によって人生を狂わされたお春(田中絹代)の悲劇的な人生を綴る。

長回し、横スライドのカメラワーク、室内の奥行…

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たま

たまの感想・評価

5.0

「羅漢寺は像が多くてみんな違う顔してるから似てる人いるよ〜」みたいなトコから、始まった、というか、三船が襖越しに迫る所、境界を超えて、どっかに書いてあったなコレと思った。殿の注文通りの女の人を用立て…

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ー

ーの感想・評価

4.1
-画面を目一杯使って主人公"お春"が翻弄される様子を動きによって見せる。画面内で何が起きているのか今一度精査しながら見返したい。
-マーティン・スコセッシ?

井原西鶴原作の社会派文芸作品。

ただただ悲しい、堕ちていく奈良女の身の上。

自分が男であるのが嫌になる映画。

堕ちるところまで堕ち、羅漢様に初恋の彼を見るなんて、、、泣くしかない。

ヴェネツ…

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昼行灯

昼行灯の感想・評価

4.3

三船敏郎が重要な役ではあるが秒で死んだのが笑う その辺のカス役の方がいっぱい画面に映っとるやんけ
田中絹代を観てると演技上手いってこういうことなんだなーと思う。長回しでも存在感を保てるのってなかなか…

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