このレビューはネタバレを含みます
理不尽な不幸が主人公を次次と襲う
権力者の都合に翻弄されたり、善良な人に出会えても死別してしまったり、悪人のせいで居場所を追われることになったり
我が子を見かけても声をかけることもできず崩れ落ちるシーン
絵に描いた理想通りの美貌に惹かれる殿様と世継が産まれたらすぐ追い出す家来たちも、老いた主人公を見世物にする男性たちも見方が共通してるなと思った 物としか見ていない残酷さがある
主人公と恋をしたり結婚するが命を落とすことになった男性二人と、終盤の娼婦たちだけが主人公を人間として見ているように思った
観ている途中でジブリのかぐや姫の物語のことを思い出して、ジブリがこの映画に影響受けたのかなと思った
