90点
10代で御所勤めしていた現在娼婦のお春(50歳)。
派手な着物、厚化粧、20代の猫なで声で客を取るがそう簡単には行かない。
初日から見世物にされたというエピソードトークをしながら、仲間娼婦…
田中絹代演じるお春が、自らの数奇な人生真っ暗闇を回顧する。
田中絹代との不義密通で、若き三船敏郎が斬首になるΣ(・ω・ノ)ノ勝之助!お春が初めて愛した人なのに(*T^T)
殿様もさ、好みが細かす…
はー凄かった。斎藤一郎の音楽の使い方すごくかっこよくて、たぶんかなり意識的に西洋/東洋の楽器の使い分けをしてると思う(『祇園囃子』をみたときにも思った)。息子に会わせてもらえないシーンで琴がずっとじ…
>>続きを読む[無常観]
凄まじい無常観。
田中絹代のお春が、御所に勤める程の境遇から、その時代の枷や運命に翻弄されながら、遊女に身を落とす。それでも、その境遇に身を任せながらも人間としての誇りは失…
出戻りの後ぐらいから、展開の目まぐるしさと人物及び声の認識しにくさに、少し置いていかれてしまった。
話としては、1人の女性がこれでもかというほど、次から次へと災難に見舞われていく不運な人生の様が描…
題:溝口監督最高なお春の性、ジャポン
1952年、ヴェネチア映画祭国際賞受賞。原作井原西鶴。脚本依田義賢。監督溝口健二。
日本映画の四大巨匠
日本の侍映画と黒澤ヒューマニズムを描いた黒澤明
規…