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ハロウィンH20のmaroのネタバレレビュー・内容・結末

ハロウィンH20(1998年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★★☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

『ハロウィン』シリーズ第7作目。
『2』から20年後の世界なので、『3』以降の話はなかったことに(笑)

今度は学園が舞台ということで、過去作とはまた違った印象を受ける。
さらに、ローリー役で久しぶりにジェイミー・リー・カーティスが出演。
その学園の校長を務めているという設定だ。
さらに、彼女の実の母親であるジャネット・リーも出ているので、親子出演が実現したことになる。
ちなみに、ジャネット・リーはこの『ハロウィン』シリーズも影響を受けているという『サイコ』(1960)でヒロインを演じているとか。

さて、本作はこれまでのシリーズと比べて大きく違うポイントがあったと思うんだよね。
それは、ローリーがついに戦うことを決意したこと。

これまでは逃げ惑うだけだったのに、今回は真っ向から勝負に挑む姿が印象的だった。
それこそ、『エイリアン』シリーズのリプリーや、『ターミネーター』シリーズのサラ・コナーのような印象さえ受けた。
自分の子供を守るためにも、何よりも自身がこれ以上苦しまないためにも、元凶はここで潰しておこうと思ったんだろうな。
その点で、ローリーの成長を一番感じられる内容だったと思う。

そんなわけで、相変わらずブギーマン(クリス・デュランド)が人をぶっ殺しまくる話ではあるんだけど、終盤のローリーの男勝りな活躍が見どころなので、案外楽しめるかも。
個人的には、若かりし頃のジョセフ・ゴードン=レヴィットやジョシュ・ハートネット、ミシェル・ウィリアムズが出ているのがエモかった。

それにしても、ブギーマンは20年もどこで何をしていたのだろう、、、?(笑)

(2023.4.13追記)
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