ゆきゆき

ハロウィンH20のゆきゆきのレビュー・感想・評価

ハロウィンH20(1998年製作の映画)
3.5
4~6を黒歴史化して、20年後のマイケルの復活を描いたハロウィン7作目。

マイケルがここにきて復活した理由がいい加減だったり、映画の半分までは大きな盛り上がりもなくダラダラ続くといった部分もあるけど、マイケルが本気出した後はやはりテンションがあがる。

何より印象的なのは、息子を傷つけられてブチ切れたローリーがマイケルと壮絶な一騎打ちを繰り広げるクライマックス。ホラー映画の殺人鬼ってのはナイフでぶっ刺されたり車に轢かれた程度じゃ死なないぜ、徹底的に殺らないと!ってのは明らかに『スクリーム』の影響でしょうね。マイケルに対するやりすぎとも思えるローリーの猛攻を見ると「あーやっぱり兄妹なのね」という失礼な感想も出てしまう。

隠密スキルがやばいマイケルやバカップルの死とかハロウィンらしさを残しながらも爽快なホラーアクションを見せてくれた快作でした。
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