シネマ忘備装置2018

探偵事務所23 くたばれ悪党どものシネマ忘備装置2018のレビュー・感想・評価

3.5
虚構をいかに現実とmixできるか否かが、おもしろきことなき世をおもしろく、な精神とするならフィクションを大らかな嘘として享楽できたこの時代に鈴木清順が宍戸錠に巡りあったのはやっぱ必然だったのかもしれない 日本における探偵モノの雛型はここからなんだろう 中原弓彦の「日本の喜劇人」の醒めた道化師の世界の章を今一度読まれたし!