あおや

デアデビルのあおやのレビュー・感想・評価

デアデビル(2003年製作の映画)
3.4
劇場でみたリブート版の予告がよく、興味を惹かれたので。

盲目のヒーローという設定はすごくいい。同時にその主人公が"見えている"世界をどう表現してゆくかも映像化する際のポイントとなってくる。
雨というとよく全てのものをシャットアウトするような役割にも用いられるが、彼の場合は雨が降ると「雨の一粒一粒が物の表面に当たって、まるでまた目が見えるようだ」という屋上のシーンが美しい。(映像が、というよりその表現が)
コリン・ファレル演じるヴィランの脳みその足りなさも絶妙。「俺もコスチュームが欲しい」には満点をあげたい。

しかし、多くの方が指摘しているようにアクションがひたすらにダサくて残念。
リブートに期待したい。

【追記】
リブート版、すっかり映画だと思い込んでいましたが、全13話のネット配信ドラマみたいです。
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