ビリー・ワイルダーなら面白いかもと少し期待して観たら、かなり面白かった! 古さを感じない。ただ列車の替え玉作戦はお粗末で、「そこはさすがに無理があります…」とツッコミどころだったけど。
魔性のヒロイ…
ジェームズ・M・ケイン原作の映画化でもっとも優れた作品。
いわゆる名画と言える作品はヒロインの登場シーンに印象的なものが多いが、この作品はアンクレットの使い方が上手く、我々もフレッド・マクマレイ同様…
夫を保険金目当てで殺そうとする性悪妻フィリスに、保険セールスマンの主人公ネフが加担して、殺害計画は上手くいったんだけど、不審な点に気づいた保険会社の同僚が事件を調べていくうちに、事件の真相がバレちゃ…
>>続きを読む犯人が自分の犯行を独白するという倒叙サスペンスの形式。「刑事コロンボ」「古畑任三郎」などの先駆けかもしれません。
倒叙ものの醍醐味は「なぜ犯行がばれたのか」という点にあるのですが、その点で本作は、…
トップの成績を誇る保険外交員がクライアントの妻を初対面でくどき、訪問時に酒を要求。ありえない。会って2~3回で恋に落ちるどころか殺人を共謀する。唐突過ぎるでしょ。二人共特に生活に不自由していないのに…
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物語の構成はもちろん完璧なんですが、
愛する人と計画を実行する高揚と緊張
↓
罪をおかしてしまったあとに襲う不安と疑心暗鬼
↓
愛しているが仲間割れしてしまう
墓場にたどりついたときの諦め
こ…
ユビキタスとしてのビリーワイルダー
今週はビリーワイルダーの作品を続けて観ていきたいと思います。
理由は、中々見つからなかったのにはまりんロードTSUTAYAにいっぱい置いてあったから。
とこ…